【令和2年度】
テーマ : 『 施肥窒素の溶脱特性 - 施肥条件・土壌条件・灌水方法の違いによる影響 - 』
概 要 : 今後,地球規模で,畑地面積の増大や施肥量の増加とともに,施肥窒素の溶脱による水質汚染の影響の拡大が懸念される.
窒素の溶脱パターンは,施肥条件の違い,黒ボク土等の土壌の違い,節水・多灌水等の灌水方法の違いに強く影響される.
本企画セッションでは,わが国の窒素溶脱の実態と解析に関する最新の事例を紹介し,影響力や課題,その解決方法等を
部会員間で情報共有するとともに,施肥窒素の溶脱特性について総合討論する.
日時と場所 : 8月27日(木) 13:50~15:30 第3会場
講演課題 :
1) 施肥条件の異なる黒ボク土畑の窒素収支と溶脱
農研機構 農村工学研究部門 ○ 西田和弘
東京大学 大学院農学生命科学研究科 佐藤 寛、吉田修一郎、塩沢 昌
2) 青森県屏風山砂丘畑におけるナガイモ生育期間中の硝酸態窒素の溶脱挙動
弘前大学 農学生命科学部 ○ 遠藤 明、加藤千尋、佐々木長市
3) 周年マルチ点滴灌水同時施肥法が導入されたカンキツ園の窒素溶脱特性
農研機構 西日本農業研究センター ○ 志村もと子、清水裕太、笠原賢明、藤井美智子
農研機構 九州沖縄農業研究センター 渡邊修一
農研機構 農業環境変動研究センター 江口定夫、松森堅治