平成23年度農業農村工学会大会講演会 企画セッション
平成23年9月6日(火)~8日(木)に福岡市の九州大学で開催される農業農村工学会大会講演会において,
水文・水環境研究部会主催の企画セッションを開催しました。
日 時 : 平成23年9月7日(水) [2日目 : 企画セッション5] 09:00~10:30
場 所 : 第8会場 (文系共通講義棟3F 305番講義室)
企画セッションのテーマ
稲の高温障害に関する現状と水文・水環境分野の対応
オーガナイザー
宮崎大学農学部 竹下伸一 先生
企画セッションの要旨
2010年は全国的に高温が続き,各地で水稲の高温被害が発生し,コメの品質が大幅に低下した。
地球温暖化が進行する中,今後同様の被害が多発すると思われる。
そこで,水稲の高温障害について現場の状況を整理し,現在取り組まれている様々な対策や各機関における研究について
話題提供を受け,今後の課題について,とくに水文・水環境分野における役割等について討論する。
講演題目
1. 酒米における高温障害を抑制する生産支援システムと水管理技術の開発
兵庫県立農林水産技総センター ○ 池上 勝
2. 水温の高温登熟障害発生予測と早期警戒システム
九州沖縄農研センター ○ 脇山恭行
3. 稲の高温障害回避のための水管理の有効性
農村工学研究所 ○ 坂田 賢
4. 水稲の高温障害抑制のための水田水管理法に関する研究
茨城大学 ○ 吉田貢士
5. 総合討論