平成22年度農業農村工学会大会講演会 企画セッション
平成22年8月31日(火)~2日(木)に神戸市の神戸大学で開催された農業農村工学会大会講演会において,
水文・水環境研究部会主催の企画セッションを開催しました。
日 時 : 平成22年9月1日(水) [2日目 : 企画セッション10] 16:10~18:00
場 所 : 第2会場 (D棟3F D-310)
企画セッションのテーマ
流域総合管理のための水文・環境評価モデルの適用と課題
オーガナイザー
琉球大学農学部 酒井一人 先生
企画セッションの要旨
昨今,水文モデルは流域総合管理ツールとしての重要性を増しており,多くのモデルが開発されWEBで公開されているものもある。
それらモデルには,水文モデルだけでなく,土砂流出モデルや水質モデル,さらには作物モデルを組み込んだものもあり,
入力データ整理など適用における課題も多い。
そこで,本企画セッションでは,これらのモデルを実際に適用している研究者にモデル適用の現状と課題について報告してもらい
意見交換を行う。
講演題目
1. DNDCモデルにおける水分移動の課題検討
琉球大学農学部 ○ 酒井一人
2. WEPPモデルによる土壌侵食・土砂流出の課題検討
宇都宮大学農学部 ○ 大澤和敏
3. 流域水質評価モデルの課題検討
宇都宮大学農学部 ○ 松井宏之
4. 精緻な流域情報を考慮した分布型流出モデルによる汚濁負荷解析
九州大学大学院 生物資源環境科学府 ○ 井芹晴香、 平松和昭、 原田昌佳
5. 総合討論