2009 (平成21) 年

平成21年度農業農村工学会大会講演会 企画セッション
平成21年8月4日(火)~6日(木)に つくば市の筑波大学で開催された農業農村工学会大会講演会において,
水文・水環境研究部会主催の企画セッションを開催しました。
日 時 : 平成21年8月5日(水) [2日目 : 企画セッション11] 16:05~17:40
場 所 : 第2会場 (大学会館C棟3階 国際会議室)

企画セッションのテーマ
  水文・水環境分野における定点観測と地球温暖化対応

オーガナイザー
  岡山大学大学院環境学研究科  近森秀高 先生

企画セッションの要旨
  水文・水環境分野における観測には,気象,水文,水質,一方で圃場,取水,河川,湖沼,大気など,
  それぞれの機能や対象の違いにより様々なものが存在しているが,管理費用や労力負担の問題から
  最近では継続して定点観測さることが少なくなってきた。
  ここでは,様々な観測を行ってきたあるいは現在行っている各種分野の研究者から話題提供を受け,
  観測の現状や必要性とそれを用いた今後の地球温暖化対応研究のあり方について討論する。

講演題目
1. 温暖化影響評価にむけた環境同位体観測による地下水流動特性の把握
   農研機構 農村工学研究所  ○ 土原健雄、 吉本周平、 皆川裕樹、 石田 聡、 増本隆夫、 今泉眞之
2. 「水田圃場における溶質移動観測と気候変動対応」
   京都大学 農学研究科   ○ 中村公人、 濱 武英、 渡部慧子、 柳 讚錫
   農林水産省   東岡秀高
3. 「北海道農業研究センターでの長期観測データと気候変動・温暖化研究」
   農研機構 北海道農業研究センター  ○ 廣田 知良
4. 「地球温暖化対応のための水文観測と解析」
   岡山大学大学院 環境学研究科  ○ 近森秀高
5. 「地球温暖化の大都市周辺へのダウンスケーリングと農地の持つ気候緩和機能の評価」
   筑波大学 生命環境研究科  ○ 木村富士男、 足立幸穂
6. 総合討論