2006 (平成18) 年

2006年 農業土木学会大会にて企画セッション開催!
平成18年8月8日(火),9日(水),10日(木)に開催される農業土木学会大会の2日目に,
水文・水環境研究部会主催の企画セッションを開催します。
日 時 : 平成18年8月9日 17:00-18:30
場 所 : 第1会場

企画セッションのテーマ
  水文・水環境研究と大気との接点

オーガナイザー
  山形大学農学部  飯田俊彰 先生

企画セッションの要旨
  水循環・物質循環の研究で大気の存在を無視することはできない。
  これまで,水文・水環境研究部会での物質循環の研究の中で,脱窒,アンモニア揮散,メタン放出,乾性沈着といった,
  大気-土壌間での物質移動プロセスが取扱われてきたが,大気を直接取扱った例は意外と少ない。
  大気は地球環境問題上で重要であり,本セッションでは,水循環・物質循環のサイクルの中に大気をも位置づけて,
  新たな研究シーズの可能性を探る。

講演題目
1. 「GPS可降水量を用いた広域水文環境の評価」
   九州大学大学院農学研究院  ○ 森 牧人、 平松和昭
   国際航業株式会社  三森崇道
2. 「農地・ため池が混在する小都市の温・湿度環境特性」
   宮崎大学農学部  ○ 竹下伸一
   京都大学大学院農学研究科  三野 徹
   大阪府立大学大学院生命環境科学研究科  堀野治彦、 中桐貴生
3. 「大気CO2濃度の上昇が水田の蒸発散・光合成速度・水利用効率に及ぼす影響」
   愛媛大学農学部 ○ 大上博基
   (独)農業環境技術研究所  吉本真由美、 桑形恒男
   東京大学大学院農学生命科学研究科  小林和彦
4. 「モノリスライシメータを用いた土壌-植物-大気-地下水系におけるN, Cの動態解析」
   (独)農業工学研究所  ○ 藤川智紀、 中村真人、 柚山義人
5. 「農地-大気間の温室効果ガス交換」
   明治大学農学部  ○ 登尾 浩助
   岩手大学農学部  颯田尚哉、 古賀 潔
   アルバータ大学  R.G.カチャノスキ