水文・水環境研究部会 企画セッション
平成15年度農業土木学会大会講演会時 （沖縄，7月9日） に，
水文・水環境研究部会主催の企画セッションを下記の要領で実施しました。
日 時
平成15年7月9日（水） 09：00－10：30
会 場
第3会場 （ハーバービューホテル・羽衣の間，沖縄県那覇市）
企画セッションのタイプ
クローズドタイプ
主 催
農業土木学会水文・水環境研究部会
農林水産省 「自然共生」 プロジェクト研究グループ
テーマ
流域・沿岸域の自然浄化機能への期待と限界
企画セッションの内容
流域・沿岸域の水環境保全のために，農業系排出負荷などの面源負荷のコントロールが重要な課題となっている。
面源負荷対策には，農地や干潟・湿地を対象に従来から行われてきた自然浄化機能に関する研究を総合化し，
流域・沿岸域の水環境保全シナリオへつなげることが必要である。
本セッションでは，農村および干潟・湿地の有する水質浄化機能に関する研究成果を話題に，
流域・沿岸域の水質保全への活用方策について討論を行い，水環境保全シナリオの提言を目指す。
オーガナイザー
白谷栄作 （農業工学研究所）
話題提供
黒田久雄 （茨城大学） 水田・湿地における水質浄化
瀬口昌洋 （佐賀大学） 干潟の水質浄化
吉永育生 （農業工学研究所） 農業水利システムを活用した水質浄化
山岡 賢 （農業工学研究所） 農村の有機性資源を活用した水質浄化
総合討議
田渕俊雄 （農業土木学会 名誉会員）