南海トラフ地震に学会はいかに向き合うか


 平成 25 年 12 月 2 日(月)、日本学術会議主催シンポジウム「南海トラフ地震に学会はいかに向き合うか」が開催され、当学会からは 内田 一徳副会長が 「発災後の農業関連回復力強化策」 について発表をしました。

 昨年の連続シンポジウムに引き続き、「東日本大震災の総合対応に関する学協会連絡会」が企画運営にあたり、約30の学会が分野を越えて結集しました。今回は、内閣府 中央防災会議から発表された南海トラフ巨大地震の被害想定をふまえ、その防災・減災に学術会は如何に取り組むかが全体の骨子となりました。

 各学会は「事前防災への取組み」 「発災時の対応と備え」 「発災後の回復力の強化」のいずれかをテーマに研究成果を発表し、
テーマ単位で質疑応答が交わされた後、全体討論へ移りました。
有事に際しては、学術研究だけでなく、各分野・団体の連携もまた重要な課題であることを示唆して、シンポジウムは盛況のうちに閉会しました。
なお、各テーマの主旨・発表者 (パネリスト)等 は下記PDFをご参照ください。
http://www.scj.go.jp/ja/event/pdf2/180-s-3-1.pdf