2024年6月28日(金)学士会館において、2023年度 農業農村工学実用新技術セミナー及び全国土地改良優良工事等表彰式を開催しました。
セミナーでは、基調講演として学会 小泉健専務により「岐路に立つ農業農村工学の人材確保と育成」、農研機構 黒田清一郎主席研究員により「ため池改修工等の情報化施工/BIM・CIM導入に向けた共通基盤技術開発の試み」が行われました。また、土地改良建設協会が支援している国営事業地区等フィールド調査学生支援事業の成果として、東海農政局農村振興部設計課の生井澤廉係員より、「ドローンを用いた水田温度環境および水稲生育測定の有用性」、新潟大学大学院自然科学研究科の向井萌華さんより「損傷度の異なるコンクリートを対象としたダブルロジスティック解析によるひび割れ進展段階の同定」が発表されました。
その後、2023年度全国土地改良工事等学術技術最優秀賞を受賞した「新川流域二期農業水利事業新川河口自然排水樋門建設工事」について、鹿島建設株式会社北陸支店 土木部長の武井昭様より受賞講演が行われました。
続いて開催した授賞式では、来賓である農村振興局 青山次長が祝辞を述べられ、主催者を代表して西村会長が挨拶を行い、全国土地改良優良工事等審査会 田中忠次会長の代理として審査会委員である毛利栄征茨城大学名誉教授より審査報告が行われました。
そして、鹿島建設株式会社の風間 優 代表取締役副社長執行役員に賞状が授与され、その後授賞挨拶を行いました。
【農業農村工学実用新技術セミナー】
基調講演の小泉専務理事 基調講演の黒田主席研究員
国営事業地区等フィールド調査の生井澤さん(左) 向井さん(右)
受賞講演を行う鹿島建設株式会社の武井昭氏
【全国土地改良優良工事等表彰式】
祝辞を述べられた青山次長 主催者挨拶を行う西村会長
審査報告を行った毛利委員 賞状を授与される風間副社長
関係者一同による記念撮影