表紙写真に見る農業水利施設

※写真の西暦年は学会誌掲載年

 

篠津運河用水
北海道 江別市他 (1992年)
上磯ダム
北海道 北斗市 (1992年)
畑地かんがい
北海道 幌延町 (2012年)
大堰頭首工
宮城県 大崎市 (2007年)
北上川横断サイホン
岩手県 盛岡市・滝沢市 (2014年)
陣場岱分水工
秋田県 北秋田市 (2011年)
間瀬ダム
埼玉県 本庄市 (1994年)
福岡堰
茨城県 つくばみらい市 (2010年)
田貫湖
静岡県 富士宮市 (2012年)
西川 (下は新川)
新潟県 新潟市 (2014年)
庄川合口堰堤
富山県 砺波市 (2005年)
瀬戸川用水
岐阜県 飛騨市 (2007年)
明治用水頭首工
愛知県 豊田市 (2007年)
愛知用水
愛知県 美浜町 (2011年)
立梅堰
三重県 松阪市 (2007年)
犬上川ダム
滋賀県 多賀町 (2007年)
井之口円形分水工
滋賀県 米原市 (2004年)
一の井堰
京都府 京都市 (2006年)
高梁川合同堰
岡山県 総社市 (2009年)
旧神門堰
島根県 出雲市 (2014年)
豊稔池ダム
香川県 観音寺市 (2003年)
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通潤橋
熊本県 山都町 (1994年)
末広開・明丑開堤防
熊本県 玉名市 (2011年)
白水ため池
大分県 竹田市 (2004年)

* 技術史を語り続ける農業水利遺構
(学会誌第77巻第10号学会80周年記念企画 : 2009年10月号)

農業農村工学の歴史を振り返るとき,その時代要請に応じた技術体系が存在していたとの推察に思いを馳せ,また,それら技術を発想し,後世に伝えてきた技術者の姿を偲んでみるのも,農業農村工学に携わる者の共通の喜びではないでしょうか。
農業農村工学会では,創立80周年の節目に,過去年輪を重ねるがごとく改修を経てきた農業水利遺構を各支部よりご紹介をいただきました。これらの歴史的建造物としての価値ばかりでなく,難工事に携わった人々がどのような技術を用いて乗り切ってきたかを学ぶことで,現代の研究者や技術者が農業水利施設の技術史的な意義に触れることができれば,編集者として幸甚であります。(第77巻第10号より)

学会80周年記念企画 -技術史を語り続ける農業水利遺構-
・ 屯田兵の開作を礎とした幹線排水路- <屯田川幹線排水路(灌漑溝)
・ 不毛の泥炭湿原を豊穣の大地に一変させた <篠津運河)>
・ 稲生川用水に学ぶ三本木開拓の精神と技術 <稲生川用水
・ 四百年の時を通して受け継がれる水利改良 <因幡堰
・ 今も生きる幕府の窮乏を救った紀州流の技術 <見沼代用水
・ 三方原台地の開拓と農業水利 <三方原用水
・ 近代化され進化する農業用水ネットワーク <濃尾用水(宮田用水路、木津用水路、羽島用水路、犬山頭首工)>
・ 本邦初の大規模合口事業に始まる地域農業発展の礎 <常東・常西合口用水
・ 三百年を経てなお地域を潤す農業用水路 (小田井水路) <龍之渡井>
・ 国家的大事業とともに <東西用水
・ 地域の象徴 <満濃池
・ 我が国に現存する唯一の大規模石堰 <筑後川:山田堰および堀川用水路
・ 五老ヶ滝川を跨ぐ石造りの水管橋 <通潤橋