令和6年度 農業水利研究部会 研究集会のお知らせ

<技術者継続教育機構認定プログラム申請中>

農業水利研究部会では,令和6年度農業水利研究部会研究集会を下記の通り開催いたします。
皆様のご参加をお待ちしております。

1. 期 日  令和7年2月15日(土)14時~16時

2. 場 所  東京農業大学世田谷キャンパス1号館111教室
  住 所  東京都世田谷区桜丘1-1-1
  最寄駅  小田急線経堂駅下車 徒歩15分

3. テーマ  農業水利による気候変動対策

4. 講演者と講演題目
   講演者:倉科 稀世紀(東京農業大学大学院地域環境科学研究科)
   題 目:間断灌漑が水稲の生育・収量・水生産性に及ぼす影響
   概 要:間断灌漑は水田からのメタンガス排出削減に効果を及ぼすことが知られている。
       ここでは、地域が異なる水田土壌を用いて間断灌漑の効果を水稲の生育・収量・水生産性、
       及びメタン排出削減量から検討した結果を報告する。  
   講演者:進藤 惣治(国際農林水産業研究センター)
   題 目:東南アジアでは水稲の2期作、3期作が行われ、水田からの温室効果ガスであるメタンの排出量が極めて多い。
       間断灌漑によりメタン排出が削減できることは広く知られているが、田越灌漑が多いため、
       数十ヘクタールの広域水田では実現していない。
       ここでは、水利組合の育成による組織的な間断灌漑の実施をカンボジアで試みており、その経過を報告する。

5. 参加費  不要

6. 参加申込みおよび問合せ先
   農業水利研究部会事務局
   〒321-8505 栃木県宇都宮市峰町350
   宇都宮大学農学部農業環境工学科 松井宏之
   TEL&FAX:028-649-8638 E-mail:matsuih@cc.utsunomiya-u.ac.jp ※@を半角に