東京フォーラム(農村振興研修会)において平松会長が開会の挨拶をされました

 令和5年度東京フォーラム(農村振興研修会)は、全国農村振興技術連盟と農業農村工学会との共催により、令和6年2月28日、交通ビル(Web 会議併用)において開催されました。主催者の一人として、農業農村工学会の会長である平松和昭 九州大学名誉教授が開会の挨拶を行いました。
 平松会長は、今回のテーマである「~災害を克服するために~」の意義を述べられました。
 今回の東京フォーラムは、元日に能登半島地震がおきたこともあり、「最近の自然災害は激甚化・極端化の傾向にあること、また気候変動も『地球の沸騰』と言われるように、我々人類にとって脅威となってきていることから、農業以外の多様な地域の要素も考慮して、可能な限りこれからを予測し、地域のあるべき姿を描くことの大切さです。そのため、人口減少と高齢化の中で、予防、減災、対策、適応策等に貢献できる研究が増々重要であると言えます。人材の育成と激動する社会に対応した研究開発がより効果的に取組められるよう環境整備を進めたいと改めて痛感している状況です。」と、本日の研修会の意義を述べられました。


挨拶を述べられる平松会長