令和2年度東京フォーラム (農村振興研修会) は、全国農村振興技術連盟と農業農村工学会との共催により、令和3年3月3日、Web 会議システムにより開催されました。 主催者の一人として、農業農村工学会の会長である平松和昭九州大学教授が挨拶を行いました。
平松会長は、今回のテーマである 「グローバルな環境と農業~人類の活動による地球環境の変化と今後の農業~」 の意義を述べられました。
今回の東京フォーラムは、農業・農村が目指すべき姿として、新しい時代が到来する中での土地改良事業、中山間地域を含めた農村地域におけるスマート農業の加速化、少子高齢化・人口減少への対応、農業・農村の多様性への配慮、防災・減災対策の強化、気候変動、SDGs など地球規模の課題への対応を重要視しています。 このような状況から、本日の研究会は、まさに的を得た企画と賞賛されました。
そして、農業農村工学会としても、特に若い技術者や研究者の人材確保と育成が重要な課題であると認識しており、6つある各支部や14ある研究部会の活動などを通じて、いろいろな取組を進めていると述べられました。
挨拶を述べる平松会長