熊本地震 ・ 1 周年報告会で農業農村工学会代表として山下教授 (熊本大学) が講演

 熊本地震・1周年報告会が、4月15日に内閣府、日本学術会議防災減災・災害復旧に関する学術連携委員会、防災学術連携体及び熊本県による共催で熊本地震追悼・復興記念行事として、熊本県庁本館地下大会議室で開催された。防災学術連携体は防災に関わる55学会のネットワークで、本報告会は日本学術会議の公開シンポジウムとして、全国から30の学会が集まり、熊本地震に関する調査結果の発表やポスター展示を行った。3回目となった熊本地震に関する報告会は、過去2回の日本学術会議 (東京都内) 開催から、今回初めて被災地熊本県内での開催となった。
 農業農村工学会からは、地震の被災状況と対策について、熊本大学 山下裕作教授が 「農地・農業用施設・農村における熊本地震の被災状況と対策」 のタイトルで発表を行い、会場からの質問に応じた。会場は事前に申し込みを行った500名で満席となり、熊本県及び熊本市からの災害時の対応や復興プラン等の発表もあり、各発表にも活発な質疑応答が行われた。

*当日の資料は下記でご覧いただけます。
 http://janet-dr.com/060_event/170415sympo/170414_all.pdf [38MB]

当日の会場の模様 [PDF]