農業農村工学会では,平成3年度に学術基金制度を設け,毎年援助事業を実施しております。
2025年度は,規程第4条(1)の「特定の分野及び学術的分野に関する調査・研究の推進」,(2)の「農業農村工学の国際交流の推進」,(3)の「若手研究者の育成」,(4)の「その他本会が必要と認めたもの」の援助を実施いたします。
援助を希望される方は,学会ホームページ(https://www.jsidre.or.jp/format/)より申請書をダウンロードして,E-mailで学会事務局あてにお申し込みください。
1. 援助の対象
農業農村工学会の会員(学生会員を含む),または会員により構成されるグループで代表者は論文集またはPAWE誌の購読者(援助決定後の購読も可)
2. 援助方針
(1)農業農村工学に関する特定の分野および学術的分野の調査・研究の推進に寄与すると思われる研究について援助する。
【運営要領】
① ダム保全管理工学に関する調査・研究の推進
② 大規模コンクリート構造物の設計・施工に関する調査・研究の推進
③ ①,②以外の分野および学際的分野に関する調査・研究の推進
(2)2025年度中(2025年4月から2026年3月)に海外で開催される国際学術会議への出席費用の一部を援助する。なお,自ら研究発表等を行う若手会員とする。ただし,発表が国際会議の主催者から受理されていなくても,申請は受け付ける。この場合,援助の可否については受理を条件として決定を行う。
【運営要領】
④ 国際学術会議への出席等の国際交流の推進
(3)若手研究者の研究に対して援助する。
【運営要領】
⑤ 若手研究者の育成の推進
(4)その他本会が必要と認めたものに対して援助する。
【運営要領】
⑥ 顕著な功績のあった農業工学遺産の保護等の推進
⑦ 技術者育成のための調査・研究の推進
3. 援助金額
申請内容により学術基金運営委員会において決定する。
4. 申請締切 2025年2月15日(土)
5. 報告の義務
援助を受けた者は,申請内容に基づいた報告書を提出すること。その原稿は学会誌に掲載する。また,得られた成果を論文集またはPAWE誌に積極的に投稿すること。
6. 申込み・問合せ
〒105-0004 東京都港区新橋5-34-4 農業土木会館3階
(公社)農業農村工学会 学術基金運営委員会
TEL:03-3436-3418 FAX:03-3435-8494
E-mail:new-suido@jsidre.or.jp
7. その他
助成金は2025年4月に送金します。
▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽
「研究グループ」の育成を目的とし,下記取扱い内規によって研究助成を行います。
助成金額は原則1件20万円程度,助成件数は3件程度です。
2025年度の申請締切は,2025年2月15日(土)です。助成金を希望される方は期限までに,所定の様式(https://www.jsidre.or.jp/format)で研究委員会委員長あて(E-mail:new-suido@jsidre.or.jp)にお申し込みください。
試験研究機関,行政,大学,民間等からの応募を歓迎いたします。
「研究グループ」への助成金取扱い内規
1. 申請:学会員は所定の申請用紙に必要事項を記入の上,「研究グループ」への助成金の申請ができる。なお,申請者の資格は,後述の「4.助成対象」に示すとおりとする。
2. 認定:研究委員会は助成金申請のあった「研究グループ」につき,その可否を認定し,学会長に報告する。
3. 助成:研究委員会は認定した「研究グループ」に対し,「研究連絡費」を助成する。ただし,その助成は原則として1年とする。
4. 助成対象:申請できる条件(助成対象)は次のとおりとする。
(イ)具体的な研究テーマをもち,しかもその研究分野が現在立ち遅れており,それを研究することが学会の研究活動の発展に対して新しい芽になりうること。
(ロ)「研究グループ」の構成は本学会員を主とし,構成員は自らその研究に携わる分担者であること。
(ハ)「研究グループ」には代表者(本学会員)をおき,構成員は原則として3名以上,それらの所属する機関が2つ以上あること。
(ニ)「研究グループ」のすべての構成員の年齢は,助成金申請締切日に40歳未満であること。
(ホ)代表者は論文集またはPAWE誌の購読者(援助決定後の購読も可)であること。
5. 活動報告:助成金を受領した「研究グループ」は助成金受領後1年以内に活動報告を下記注意書き事項に留意して作成し,研究委員会に提出すること。
注1)研究経過報告書の執筆に当たり,農業農村工学会誌原稿執筆の手引きを参考とし,学会誌刷上がり1~2ページに収まるようにまとめること。
注2)「研究グループ」からの研究経過報告は研究委員会で承認の上,学会誌に掲載する。また,得られた成果を論文集またはPAWE誌に積極的に投稿すること。
6. その他:申告書の内容について,研究委員会で審議した内容を採否通知に同封します。なお,助成金は2025年4月に送金します。
▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽
農業農村工学分野における戦略的研究の推進を目的とし,下記取扱い内規によって,農業農村工学分野における戦略的研究の推進を目的とし,大型科研費(SまたはA)やJST,各省庁のファンディング等の比較的大きな規模の競争的資金の獲得を目指す研究グループに対して助成を行います。助成額は,50万円(1件)です。
2025年度の申請締切は2025年2月15日(土)です。助成金を希望される方は期限までに,必要事項を記入した申請様式(末尾参照)で研究委員会戦略的研究推進小委員会委員長あてにお申し込みください。
試験研究機関,行政,大学,民間等からの応募を歓迎いたします。
「戦略的研究申請支援」の助成金取扱い内規
1. 申請:学会員は所定の申請用紙に必要事項を記入の上,「戦略的研究申請支援」の助成金の申請ができる。なお,申請者の資格は,後述の「4.助成対象」に示すとおりとする。
2. 認定:研究委員会戦略的研究推進小委員会は,「研究申請書作成グループ」の申請内容(申請の意義,準備の状況,将来の展望など)を検討して,助成するグループを決定する。なお,この決定内容は学会長に報告する。
3. 助成:研究委員会戦略的研究推進小委員会は,認定した「研究申請書作成グループ」に対し,「研究連絡費」を助成する。ただし,その助成は原則として1年とする。可否の認定に当たっては,科学研究費補助金以外の競争的資金に応募を予定しているグループを優先する。
4. 助成対象:申請できる条件(助成対象)は次のとおりとする。
(イ)具体的な研究テーマをもち,それを研究することが戦略的な意味で農業農村工学の意義と役割を対外的に示すことに貢献しうること。
(ロ)「研究申請書作成グループ」には代表者(本学会員)をおき,構成員(本学会員以外も可)は原則として3名以上,それらの所属する機関が2つ以上あること。
(ハ) 代表者は論文集またはPAWE誌の購読者(援助決定後の購読も可)であること。
5. 活動報告:助成金を受領した「研究申請書作成グループ」は,助成金受領後1年以内に活動報告として,作成した申請書とその提出および審査の経過を,戦略的研究推進小委員会に提出すること。提出された活動報告は戦略的研究推進小委員会のデータベースに登録され,必要に応じて学会の研究申請支援活動に役立てられる。また,得られた成果を論文集またはPAWE誌に積極的に投稿すること。
6. その他:申告書の内容について,研究委員会で審議した内容を採否通知に同封します。なお,助成金は2025年4月に送金します。
「戦略的研究申請支援」の助成金申請様式
締切:2025年2月15日(土)
申込先:研究委員会戦略的研究推進小委員会委員長あて
E-mail:new-suido@jsidre.or.jp
必要記載事項:
(1) WG名(または部会名) (2) 代表者名・所属
(3) 参画者名・所属 (4) 研究テーマ名(仮)
(5) 研究の目的と内容(500字程度) (6) 研究資金申請応募先(予定)