農業農村工学会ウェルビーイング PT 座長 宮崎雅夫 参議院議員の特別講演を掲載します

 2024年9月11日、青森県の弘前大学文京町キャンパスで開催された「2024 年度(第73回)農業農村工学会大会講演会」において、シンポジウム「男女共同参画に配慮すると人材育成の視点も変わる— 光る農業農村工学へ —」が開催されました。この中で、農業農村工学会ウェルビーイング PT 座長 宮崎雅夫 参議院議員が「ウェルビーイングな農山漁村が男女共同参画を創造する」と題する特別講演を行いました。
 この中で、宮崎先生は、「ウェルビーイングの意味、男女共同参画はウェルビーイングという目標を達成するための要素であること」を述べられ、農業農村工学のウェルビーイングな取組を紹介しながら、「ウェルビーイングが社会を変える視点になる、企業・組織、社会に変化が生まれている」ことを説明され、「ウェルビーイングは、かつて私たちが、社会的共通資本として農山漁村を位置づけてきましたが、実は、その現代版がウェルビーイングであること」を説明し、「今「人」が主体の視点がいま求められています。私たち自身がウェルビーイング(多様な選択肢の中でイキイキと生活すること)になれば農山漁村の魅力は自ずと高まります。農村漁村のためではなく、自らのために努力することで、結果として農山漁村が魅力ある地域となる」ことを述べられました。シンポジウムに参加した多くの学生、研究者、技術者から多くの賛辞が寄せられました。