学術フォーラム 「東日本大震災・阪神淡路大震災等の経験を国際的にどう活かすか」

 平成26年11月29日(土)、日本学術会議主催 学術フォーラム 「東日本大震災・阪神淡路大震災等の経験を国際的にどう活かすか」 が開催され、当学会からは渡邉 紹裕会長が 「農地・農業用施設の被害と復旧」 等について発表をしました。

 2012年より、約30の学会からなる 「東日本大震災の総合対応に関する学協会連絡会」 が企画運営にあたってまいりましたが、今回は、国連防災世界会議 (2015年3月 仙台市)、世界工学会議 (2015年11月 京都市)に先立ち、わが国の防災・減災に関連する諸学会および社会経済や医学等の幅広い分野の学者が集まり、東日本大震災・阪神淡路大震災をはじめとするこれまでの自然災害から得られた知見を、世界の防災・減災にどう活かしていくべきかが分野の壁を越えて議論されました。

 テーマに対し「技術面」「社会面」をキーワードに 2部構成としたパネルディスカッションでは、各学会の発表後に全体での議論が交わされました。また、海外をも視野に入れ作成された、30学会共同声明(英文)が最後に読み上げられ、今後も震災から得た教訓や研究成果を学術界から広く発信することを示唆し、盛況のうちに閉会となりました。

※プログラム・発表者等 は下記をご参照ください。 
  http://janet-dr.com/060_event/20141129.html