日本学士院賞を農業農村工学会前会長の名誉会員 村上 章先生が受賞

  日本学士院は2022年3月14日、優れた業績を表彰する日本学士院賞に、前農業農村工学会長である村上 章京都大学理事・副学長を選んだと発表しました。農業農村工学・地盤工学の分野として、「推定精度の高い地盤変形予測法を確立し、ダムの崩壊予測などを可能にした」業績が認められました。
 村上 章先生は、第26期(2018年5月29日~2020年5月31日)の農業農村工学会の会長を務められました。村上 章先生は、1978年に京都大学農学部農業工学科を卒業後、1980年に京都大学大学院工学研究科修士課程を修了し、1991年5月に農学博士(京都大学)を取得されました。1994年10月に京都大学助教授(農学部)、1999年10月に岡山大学教授(環境理工学部)、2009年10月に京都大学大学院教授(農学研究科)、2019年4月に京都大学農学研究科長・農学部長に就任され、2020年10月より京都大学理事・副学長をされ、現在に至っています。
 学会員一同心よりお祝い申し上げます。