東京フォーラム (農村振興研修会) において山路副会長が挨拶

 平成30年度東京フォーラム (農村振興研修会) は、全国農村振興技術連盟と農業農村工学会との共催により、平成31年3月7日、東京千代田区の科学技術館サイエンスホールにおいて開催されました。主催者の一人として、農業農村工学会の学副会長である山路永司東京大学教授が挨拶を行いました。
 山路副会長は、栄えある梶木賞並びに広報大賞を受賞された方々にお祝いを申し上げ、今回のテーマである 「農業農村の防災・減災と国土の強靭化」 の意義を述べました。地球環境は極端現象というべき異常豪雨、干ばつ、熱波や寒波など激動の時期になっており、また、我が国はこれに加えて地震も頻繁におきていること、そして、このような状況に加え、農業水利施設の老朽化の進行なども災害リスクを高める要因になっており、その対策を担う人材の確保と育成が重要であると挨拶しました。
 今回の東京フォーラムはまさに、的を射たテーマであり、農業農村工学会としても、特に技術者や研究者の人材確保と育成が重要な課題であると認識しており、6つある各支部や14ある研究部会の活動などを通じて、いろいろな取組を進めていると述べました。


挨拶をする山路副会長