改定図書発行 : よりよき設計のために 「頭首工の魚道」 設計指針

2015/03/01


A4判 約240ページ
定価 : 2,600円 (消費税込み) 送料学会負担
発行 : 平成 27 年 3 月 (改定年月 : 平成 26 年 3 月)

<まえがきより抜粋>
近年の頭首工の魚道に関する設計・施工の動向は、(中略)改修事例が増加しており、その改修の理由として、河床低下、老朽化等といった魚道の機能低下に対する対策が大半を占めています。また、魚道の維持管理上の課題として、ごみや流木等の流下物対策や堆砂対策が多くなっています。(中略)改定では、機能保全の視点を加味した施設設計・管理の考え方を記載するとともに、近年の魚道の新築及び改修実績の事例を踏まえ、多魚種へ配慮した魚道形式の追加や、集魚効果を向上させるための呼び水施設の留意事項等を記載しています。さらに、(中略)従来の水理模型実験に加えて、一部の代表的な魚道形式では数値解析手法(コンピュータシミュレーション)による検討が可能となりつつあることから、その事例を取り入れ内容の充実化を図っています。