お願い!! 新技術開発と人材確保・育成のための学術基金制度へのご寄付

2024年3月13日
農業農村工学会

 ポストコロナの社会的状況を踏まえ、学会では2024年度も学生年会費を免除することが決定しました。 また、大学改革の第二幕を迎えている現在、若手の研究者のみならず、教授を含めた大学教員の研究環境は悪化の一途を辿っており、研究費の削減から人材の育成も困難になっています。 そのため、産官学の連携協力の強化を進めているところですが、一環として、学会にある学術基金の拡充が喫緊の課題となっています。学術基金は、活用する際は学術基金運営委員会において審議し、認められた申請のみ支援しています。また、他の経費に使用することはなく、税制上の優遇措置もあります。 新技術の開発と人材の確保・育成のため、是非とも学術基金へのご寄付をお願い致します。

学術基金の枠組みは、以下のとおりです。

(1)学会の事業計画に沿った調査・研究(学会に一任)
   (※特に記載がなければ(1)として扱います。)
(2)条件を付した寄付
   選定条件【                          】 
 ① ダム保全管理工学に関する調査・研究の推進
  ・気候変動、国土強靱化に対応した既存ダムの保全管理工学の体系化を推進
 ② 大規模コンクリート構造物の設計・施工に関する調査・研究の推進
   頭首工などコンクリートの大型構造物のプレキャスト化など効率的な
   施工による生産性の向上や工事期間の短縮に資する技術開発
 ③ ①、②以外の分野及び学際的分野に関する調査・研究の推進
  ・上記①、②以外、例えばICTなど新たに取り組んでほしい技術
 ④ 国際学術会議への出席等の国際交流の推進
 ⑤ 若手研究者の育成の推進
 ⑥ 顕著な功績のあった農業工学遺産の保護等の推進
  ・青山霊園にある上野英三郎博士の墓所管理
  ・世界かんがい遺産などの保護に資する調査・研究 など

寄付の申込書は、こちらです

問合せ先 : 農業農村工学会
小泉、髙橋、中村
03-3436-3418
suido@jsidre.or.jp (@を半角に)