2022年3月16日
農業農村工学会
新型コロナウイルスの対策として、学会では2022年度も学生年会費を免除することが決定しました。 また、大学改革の第二幕を迎えている現在、若手の研究者のみならず、教授を含めた大学教員の研究環境は悪化の一途を辿っており、研究費の削減から人材の育成も困難になっています。 そのため、産官学の連携協力の強化を進めているところですが、一環として、学会にある学術基金の拡充が喫緊の課題となっています。学術基金は、活用する際は学術基金運営委員会において審議し、認められた申請のみ支援しています。また、他の経費に使用することはなく、税制上の優遇措置もあります。 新技術の開発と人材の確保・育成のため、是非とも学術基金へのご寄付をお願い致します。
学術基金の枠組みは、以下のとおりです。
(1)学会の事業計画に沿った調査・研究(学会に一任)
(※特に記載がなければ(1)として扱います。)
(2)条件を付した寄付
選定条件【 】
① ダム保全管理工学に関する調査・研究の推進
・気候変動、国土強靱化に対応した既存ダムの保全管理工学の体系化を推進
② 大規模コンクリート構造物の設計・施工に関する調査・研究の推進
頭首工などコンクリートの大型構造物のプレキャスト化など効率的な
施工による生産性の向上や工事期間の短縮に資する技術開発
③ ①、②以外の分野及び学際的分野に関する調査・研究の推進
・上記①、②以外、例えばICTなど新たに取り組んでほしい技術
④ 国際学術会議への出席等の国際交流の推進
⑤ 若手研究者の育成の推進
⑥ 顕著な功績のあった農業工学遺産の保護等の推進
・青山霊園にある上野英三郎博士の墓所管理
・世界かんがい遺産などの保護に資する調査・研究 など
寄付の申込書は、こちらです。
問合せ先 : 農業農村工学会
小泉、海老原、中村
03-3436-3418
suido@jsidre.or.jp (@を半角に)