わが国の農村地域では、今後、大規模かつ少数の担い手が地域の水利用の太宗を占めた場合、これを支える持続可能な水管理体制の再編等を行うなど、新たな農業水利システムの構築が必要とされている。また、このたび、新たな土地改良長期計画が閣議決定され、その中で策定された政策課題「産地収益力の向上」について、農業水利システムの高度化と関連づけて、大区画化や水管理の省力技術化、低コスト化などを盛り込んだ取組みについて、昨年度に引き続いて最新の事例をもとに検討してみることにしましたので、ここにご案内いたします。なお、参加はどなたでも自由です。
１．期 日 平成28年12月10日（土） 13時～17時
２．場 所 東京都港区新橋「航空会館801会議室」
東京都港区新橋1-18-1 TEL 03-3501-1272
交通機関：JR新橋駅日比谷口・地下鉄東京メトロ銀座線・都営浅草線⑦出口より徒歩6分，
地下鉄都営三田線内幸町駅A2出口より徒歩1分
３．テーマ 「産地収益力向上にかかわる農業水利システムの高度化と省力化技術の適用」（仮）
４．題目および講演者
「農業用水をめぐる最近の動向」 」
農林水産省農村振興局整備部水資源課課長補佐 東 崇史氏
農林水産省農村振興局整備部水資源課開発計画係長 永田晋一郎氏
「節水および省力化を目指した水管理情報システムの構築と適用」
滋賀県愛西土地改良区 田附孫之氏・福原哲史氏
「省力的水管理のためのSCADA（監視制御システム）による圃場－広域連携型水管理システムの開発」
農研機構農村工学研究部門水利工学研究領域上級研究員 中矢哲郎氏
５．参加費 500円
６．参加申込みおよび問合せ先
農業水利研究部会事務局
〒156-8502 東京都世田谷区桜丘1-1-1
東京農業大学 地域環境科学部 生産環境工学科 地域資源利用工学研究室内 （担当：中村好男）
TEL：03-5477-2337 FAX：03-5477-2620 E-mail：nyoshi@nodai.ac.jp